血液内科外来のごあんない
当院では、検診で血液の異常を指摘された方や、リンパ節の腫れや皮膚の出血などが気になる方の診療に加えて、安定した状態にある血液疾患の患者様の診療にも積極的に取り組んでおります。 土曜日の午前中も血液専門医による診療を行なっておりますので、以下のような状態の方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院で具体的に可能なこと(例)
- 健診における「赤血球数・白血球数・血小板数」の異常値の精査
- 出血傾向・リンパ節腫大の精査
- 溶血性貧血・再生不良性貧血・特発性血小板減少性紫斑病(ITP)・悪性リンパ腫・骨髄異形成症候群(MDS)・単クローン性ガンマグロブリン血症(MGUS)などの経過観察
- 慢性骨髄性白血病(慢性期)に対するチロシンキナーゼ阻害剤(グリベック®、タシグナ®、スプリセル®)治療
- 多発性骨髄腫に対するベルケイド®治療
- 本態性血小板血症に対するハイドレア®治療、アグリリン®治療
- ビタミンB 12欠乏性貧血に対するメチコバール®治療
- 血色素異常症の遺伝子検査(異常ヘモグロビン症・サラセミア)
- 血液疾患全般における支持療法(G—CSF投与・エリスロポエチン投与・徐鉄療法・瀉血療法) など
これらについては、近隣の総合病院(前橋赤十字病院、済生会前橋病院、群馬大学附属病院など)の血液内科の先生方との連携・協力のもとに行っております。現在治療中の患者様で、担当されている先生から可能と判断された場合には、ぜひ当院へとご相談ください。初めて受診される際には、担当医の先生の紹介状をお持ちください。
※当院は2019年4月より日本血液学会の専門研修教育施設として認定されております。